餌やりをしていて気がついたのですが、水槽の水面にギラギラした油膜が貼っているんです。前々から気になっていったのですが、水面に油膜のような膜が張るのはなぜなんでしょうか?
水面に油膜が張るのはなんで?
色々調べてみると、浮遊するプランクトンが多いからのようです。
そもそも浮遊するプランクトンはなぜ発生してしまうのでしょうか?
水面に漂っている油膜は、水槽内の余分なタンパク質が原因とのこと。
タンパク質は、エサのやりすぎ、メダカの糞、バクテリアの死骸、枯れた水草などができるようです。
このタンパク質が分解されない、分解が追いつかない場合に水槽内の水面に油膜が張るんですね!
う~ん、弱った・・・。どれも当てはまっているような気がします。
水槽内の水面に油膜が張る原因は?
一つ一つの原因を上げると
1.エサのやりすぎ
2.メダカ等の糞
3.生物の死骸
4.枯れた水草や流木
5.水槽の立ち上げ・水換え
6.水槽内の水温上昇
これらが原因となっているようです。
僕の水槽に当てはまるとしたら、
1.エサのやりすぎに関しては、大きく育ってほしい・卵を沢山産んでほしいとの考えから、ついついエサを多くやっているのかもしれません。また、朝の出勤前に餌やりをして、夜は帰宅後の1日2回の餌やりのため多めに与えているのが原因の一つかもしれませんね。
2のメダカ等の糞や3の生物の死骸(メダカやエビは死んではいないが、バクテリアの死骸が考えられる)5の水槽の水換えについては、なかなか掃除する時間が取れていないのも原因の一つと考えられます。あとは4の枯れた水草や流木が原因かとも考えられる。
僕の場合、一番の原因は水換え頻度が少ない点にあると思います。水槽内に苔も生えていますから・・・。
水槽内の水面の油膜除去方法や対処は?
水面の油膜の対処法としては
1.水の入れ替え
2.エアレーションを導入
3.油膜を食べる生物を入れる
4.水流を作る
5.油膜取り機を導入
6.キッチンペーパーで油膜を取る
6のキッチンペーパーを水面に浮かべて油膜を取る作業は何度か試みました。
その時は幾分きれいになるのですが、時間が経つとまた水面に油膜が張っています。キッチンペーパーを使って油膜を取る除去作業は一時的なものでしかありません。
3の油膜を食べる生物を水槽内に入れるについては、ブラックモーリーという魚が挙げられます。ブラックモーリーは油膜を食べてくれますが、大食感で繁殖力も強いため今回は導入見送りします。
今回の水槽内の油膜除去を行うのは1の水の入れ替え&水槽内の掃除を行いたいと思います。
水槽内の掃除
コケ取り除去作業
まずは 水槽内の掃除です。手始めに水槽に生えた苔を取り除いていきます。
僕の水槽内には緑色の長い毛のようなコケが生えています。調べてみるとアオミドロというようですね!
ここで使用する道具は使い古しのクレジットカード。クレジットカードを使って水槽の側面にこびりついたコケを削ぎ落としていきます。
流木の取り外し
水草のウィローモスを巻きつけた流木を入れていましたので、今回は取り外します。
ろ過器の清掃
フィルター交換は適度に交換を行っていますが、濾過器の側面にもコケがこびりついていました。今回は取り外してろ過器の中も掃除します。
僕が使っているろ過器はこちら
取り外してみるとコケがぎっしり生えています。これをスポンジブラシで洗っていきます。※洗剤は使用せず、水またはお湯のみで洗いましょう!
今回始めてろ過器を取り外して洗ったのですが、ろ過器の中も分解できることがわかりました。結構細かく取り外しができて細部まで掃除をすることが出来ました。
洗うことに夢中になって写真を取り忘れていましたので、次回掃除する際に写真を添えますね!
水槽内の水換え
水換えポンプで水を抜いていきます。今回は3分の2の水を抜いてカルキ抜きした水に入れ替えていきます。削ぎ落としたコケが水中に漂っていますので、底の汚れをポンプで吸いつつ漂っているコケも吸い込んでいきます。
済んだら水を入れ替えます。水換え用の水はカルキ抜きした水か、前もって外で天日干しした水を使用してください。今回は1日天日干しした水を利用しました。
まとめ
水槽内の水面に出来た油膜取りとして、今回は水槽内の掃除と水換えを行いました。これでどう変わるのかわかりませんが、一応水槽内はきれいにはなったと思います。
この水換え&水槽内掃除に要した時間は約1時間ほど。前準備さえしておけばそんなに時間はかかっていないと思います。僕の場合は日頃の水換え&水槽内掃除に問題があったのではないかと思うので、これぐらいの所要時間であれば、水換えの頻度を上げたいと思います。
以前水換えをした際に、水槽に入れているミナミヌマエビが何匹か死んでしまったので、水換えが不安でした。しかし、水面に油膜が張ることで水質がさらに悪化し、メダカやエビが死んでしまう方のが困ります。
これで水槽内の油膜が除去できたのかは様子観察してみないとわかりませんが、水換えの頻度は上げていきますねヽ(=´▽`=)ノ